風疹の話…
日頃から私はBotを使ったりしてTwitterで啓蒙している風疹予防ですが、メディアが話題にして下さってますので、私はここでは詳細を改めては記しませんが、25年にも大流行し、風疹症候群のお子さんが50名弱生まれて来ました。
これは妊娠中、または出生時点でわかった件数です。
この数字ですが、先進国としては大変恥ずかしい数字で、アメリカの疾病予防センターは「日本への妊婦と妊娠の可能性がある方への渡航を自粛するよう勧告が出されています。
何度も書きましたが、また書きます。
風疹は予防接種でほぼ100%に近いくらい予防出来る疾患です。
ところが何故我が国では?。
今年の30歳以下の男女、50歳以下の女性は一回は予防接種を受けているかとは思います。
しかし、ワクチンは万人に効果を獲得出来る魔法の薬ではありません。
ワクチンは抗体(ウイルスを駆除するヒーロー)を身体の中でつくる為に、練習用に無毒化したものを注射しています。
ですが、注射すればみんながみんな抗体を作れるわけではないのです。
一億人超もいる我が国ですがその一定割合の人は、何回注射しても抗体が出来なかったり、何回も接種したら抗体が出来る人、抗体が数年で消失して行ってしまう人様々います。
ほんの少しの人たちとは言え、この方々が偶々妊婦さんだった時は、お腹の中の赤ちゃんに重篤なダメージを与えてしまいます。
そしてそれは現代の医療では治癒は不能で寿命も短くなり、短命な人生を送る事になります。
勿論妊娠前に接種しておくのは当然でしょう。
でも、私が前文に“何回注射しても抗体が出来ない人がいる”とお話しました。
そうなんです。だから妊娠さんが妊娠前に接種しておけば防げると言うものではありません。
じゃどうしたら良いか?
“みんなで予防接種”です。
そうする事で抗体が作れない人に感染するリスクも限りなくゼロに近付きます。
ところがです。
反ワクチンで頑なにワクチンを接種しない人が少数いると、その抗体がない人に感染し風疹ウイルスが妊婦さんに感染します。
そして発症する風疹症候群です。
風疹は本当に恐ろしい病気です。ご年輩の女性の方々は特によく知ってますので一度尋ねてみると良いと思います。
その位猛威をふるい人類を脅かしたウイルスです。
勘の良い方はすぐお気付きかと思いますが、全員接種しないと風疹症候群は予防出来ないのです。
妊婦さんだけでなく、旦那さんも、その職場の方も、ご友人も、友人の友人も、無論家族や同居されている人全員。
もしあなたが、“?自分は風疹の予防接種したかな?”と思ったら、近くの病院で“MRワクチン”の予防接種を受けて下さい。
今流行して来ていて、思いやりがある方はもう予防接種の予約をしてますから、足りなかったり中々接種出来ない可能性があります。
しかし諦めず粘り強く探して下さい。
海外旅行に行かれる方向けのMMRワクチンやMMRVワクチンでも同じように風疹予防の効果があります。
自治体により補助をしているところもありますが、基本自費です。
「何故?自費で?」と思われたかた
あなたは社会の一員です。
自分から他人に病気をうつさないのは当然だと思いませんか?。
確かに1万円前後~一万数千円の価格です。
しかし、良く考えてみましょう。
あなたがそのケチった1万円で、ひとりの人生を狂わせてしまう、自分と同じ大切な人生にハンデと短命がかされてしまう。
自分に語り掛けてみて下さい。その一万円は社会に対する責任ではないでしょうか?。
自費の予防注射を敬遠される方がいます。
美味しいご飯を一食、白飯だけのご飯に変えてでも接種すべきものだと私は思います。
何故でしょう?。
私も含めあなたが社会で収入を獲得出来ているのは社会のおかげだからです。
自分の収入の一部を社会の為に使うのは私は当然だと思います。
「予防注射は自分が感染しないように」も勿論あります。
しかし、見ず知らずの人に感染させない事はもっと大切です。
意識持ちましょう♪。
あなたは常にひとりで生きていない。
常に社会のお陰で生きている。
と言う、出来たら二度と風疹症候群の診断をしたくない新生児科医が通ります。
本日から新生児育成学会が東京であります。
みんな同じ気持ちです。
予防に勝る医学に私は出会ったことはありません。
医者じゃないあなたにも人の命を守れ、病気を防ぐ事が出来ます。
チェーン・オブ・ザ・サークルです。
風疹について(厚労省のサイトへリンク)
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/
日頃から私はBotを使ったりしてTwitterで啓蒙している風疹予防ですが、メディアが話題にして下さってますので、私はここでは詳細を改めては記しませんが、25年にも大流行し、風疹症候群のお子さんが50名弱生まれて来ました。
これは妊娠中、または出生時点でわかった件数です。
この数字ですが、先進国としては大変恥ずかしい数字で、アメリカの疾病予防センターは「日本への妊婦と妊娠の可能性がある方への渡航を自粛するよう勧告が出されています。
何度も書きましたが、また書きます。
風疹は予防接種でほぼ100%に近いくらい予防出来る疾患です。
ところが何故我が国では?。
今年の30歳以下の男女、50歳以下の女性は一回は予防接種を受けているかとは思います。
しかし、ワクチンは万人に効果を獲得出来る魔法の薬ではありません。
ワクチンは抗体(ウイルスを駆除するヒーロー)を身体の中でつくる為に、練習用に無毒化したものを注射しています。
ですが、注射すればみんながみんな抗体を作れるわけではないのです。
一億人超もいる我が国ですがその一定割合の人は、何回注射しても抗体が出来なかったり、何回も接種したら抗体が出来る人、抗体が数年で消失して行ってしまう人様々います。
ほんの少しの人たちとは言え、この方々が偶々妊婦さんだった時は、お腹の中の赤ちゃんに重篤なダメージを与えてしまいます。
そしてそれは現代の医療では治癒は不能で寿命も短くなり、短命な人生を送る事になります。
勿論妊娠前に接種しておくのは当然でしょう。
でも、私が前文に“何回注射しても抗体が出来ない人がいる”とお話しました。
そうなんです。だから妊娠さんが妊娠前に接種しておけば防げると言うものではありません。
じゃどうしたら良いか?
“みんなで予防接種”です。
そうする事で抗体が作れない人に感染するリスクも限りなくゼロに近付きます。
ところがです。
反ワクチンで頑なにワクチンを接種しない人が少数いると、その抗体がない人に感染し風疹ウイルスが妊婦さんに感染します。
そして発症する風疹症候群です。
風疹は本当に恐ろしい病気です。ご年輩の女性の方々は特によく知ってますので一度尋ねてみると良いと思います。
その位猛威をふるい人類を脅かしたウイルスです。
勘の良い方はすぐお気付きかと思いますが、全員接種しないと風疹症候群は予防出来ないのです。
妊婦さんだけでなく、旦那さんも、その職場の方も、ご友人も、友人の友人も、無論家族や同居されている人全員。
もしあなたが、“?自分は風疹の予防接種したかな?”と思ったら、近くの病院で“MRワクチン”の予防接種を受けて下さい。
今流行して来ていて、思いやりがある方はもう予防接種の予約をしてますから、足りなかったり中々接種出来ない可能性があります。
しかし諦めず粘り強く探して下さい。
海外旅行に行かれる方向けのMMRワクチンやMMRVワクチンでも同じように風疹予防の効果があります。
自治体により補助をしているところもありますが、基本自費です。
「何故?自費で?」と思われたかた
あなたは社会の一員です。
自分から他人に病気をうつさないのは当然だと思いませんか?。
確かに1万円前後~一万数千円の価格です。
しかし、良く考えてみましょう。
あなたがそのケチった1万円で、ひとりの人生を狂わせてしまう、自分と同じ大切な人生にハンデと短命がかされてしまう。
自分に語り掛けてみて下さい。その一万円は社会に対する責任ではないでしょうか?。
自費の予防注射を敬遠される方がいます。
美味しいご飯を一食、白飯だけのご飯に変えてでも接種すべきものだと私は思います。
何故でしょう?。
私も含めあなたが社会で収入を獲得出来ているのは社会のおかげだからです。
自分の収入の一部を社会の為に使うのは私は当然だと思います。
「予防注射は自分が感染しないように」も勿論あります。
しかし、見ず知らずの人に感染させない事はもっと大切です。
意識持ちましょう♪。
あなたは常にひとりで生きていない。
常に社会のお陰で生きている。
と言う、出来たら二度と風疹症候群の診断をしたくない新生児科医が通ります。
本日から新生児育成学会が東京であります。
みんな同じ気持ちです。
予防に勝る医学に私は出会ったことはありません。
医者じゃないあなたにも人の命を守れ、病気を防ぐ事が出来ます。
チェーン・オブ・ザ・サークルです。
風疹について(厚労省のサイトへリンク)
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/