北は礼文島、東は択捉島、南は南鳥島、西は与那国島、その与那国島から西へ約100km行けば台湾です。
東京から那覇まで約1200km。台湾とフィリピンの中心地までの距離は約1200km。台湾とフィリピンの国境の島同士の距離は約150km。
決して遠くはないのです。
距離を遠いと感じたあなたも日本国内で必ずフィリピンから来られた方にお会いしていると思います。
そんなフィリピンで先日はしかの感染症により130名余りにの方が死亡したとの報道がなされました。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
フィリピンでもはしかを含むMMRワクチンの接種は行われてはいます。
しかし隅々までは行き渡らないのです。
フィリピンは大小島の集まった国です。そしてまだまだ日本のようにインフラは整っていないのです。
わが国はどうでしょうか?。
依頼をすれば近くの診療所(クリニック)で定期接種で対象年齢なら公費負担で接種可能です。
自費でも1万円前後で接種可能です。
では、1.何故予防接種が公費負担で接種可能なんでしょうか?
2.自費でも生活が困窮するような金額ではないのでしょうか?
そして3.何故定期接種は公費負担で対象外年齢は公費負担にならないのでしょうか?
1.は命に直接関わるからです。
(乳幼児期にこれらの感染症に感染すると死亡する確率が高かったり大きな後遺症を残したりするからです)
2.は各病院や製薬が医者は価格が上がりすぎないように努力しているからです。
3.は単純です。治療費ばかりの負担に拠出して公費の予算取りが難しいからです。
要するに今は負のスパイラル状態と言えます。
予防に健保財源を投入すれば、確実に疾病は減り治療費拠出を減らせるでしょう。
陰謀論信者のみなさん、その優れた妄想力を他に生かしてみませんか?
ワクチンで人口コントロールなんて出来ませんし、不妊症にもなりません。
ワクチンを売る方が製薬会社にとっては安価な薬剤を販売することになり利益を減らします。
ワクチンの内容物で多量に摂取量すれば有害な物質はあります。
でも考えて見て下さい、お醤油を20リットル一度に飲めばまず命を落とす事になりますが、お寿司屋さんでお醤油を飲み干す人は居ません。
冷静に考えましょう。本当の陰謀論はあなたにわかった時点でそれは陰謀論としては役目を終えています。
と、言う事でワクチンの予防接種は感染症の予防に大変重要です。
あなたがバイオテロの中心にならないためにも直ぐにはしかを含むMMRまたはMRワクチンの接種をしましょう。
今30歳以上45歳未満の方は定期接種が見合わせの期間に入ってましたから受けていない可能性があります。
自治体で公費を負担している地域もあります。しかし基本的には自費ですから病院に予約をして予防接種を受けに行きましょう。
あなたがバイオテロリストになり、あなたが原因でたくさんの人に感染を広めたり、病気等が理由で予防接種を受けられない人、何度予防接種をしても免疫の抗体が作れない人を守る為です。
あなたが反ワクチンや自然派?で予防接種を受けないのは自由だと言うかも知れません。
では逆にお訊きします。予防接種を疾患等の理由なく受けていない人を入園拒否したり、行政がワクチン接種を公費で行うものを拒否している訳ですから、あなたがあなたのお子さんが入学拒否されるのは当然だと思いませんか?。
幼稚園や学校の管理者は児童や生徒を安全に守る義務がありますから、バイオテロリストを受けいるわけには行かないでしょう。
それでも義務教育や教育の権利を言われるのでしたら、あなたは最低限の予防接種を受ける権利を放棄したのと同時に公衆衛生義務を放棄したのですから、周囲の安全確保の為に当然入園拒否、入学拒否されるのは当たり前です。
本当に予防接種出来ない人に感染した時、その人は死ぬんです。
反ワクチン医者や科学者、一般の方私が誤った事を言っているのであれば是非討論しましょう。
私は常に対談の門を開いています。
医者にとって患者ね未来は私らの未来です。本気で討論出来る方お待ちしてます。
尚討論はインターネット生中継を必ず入れます。