私も30年前は若くてピチピチでした。
(…で?)
その頃は集団予防接種と言うのがありまして、今は個々が近医を来院接種する予防接種を学校で授業を中断してやってました。
今はある出来事がきっかけとなりほとんどの地域で集団予防接種は取り止めとなり、一部の地域を除いて復活していません。
詳しく知りたい人はネットで検索して見て下さい。
千葉県知事は森田検索です…(検索違いです)。
その為か…否か。
どうもそれ以降予防接種に関しては、優先順位低いなぁと感じます。
お題に上げた
「風疹」「はしか」「みずぼうそう」「おたふく」のうち、「はしか」が沖縄から感染が全国に広がりつつあり、「はしかの予防接種の呼びかけ」を今になって大騒ぎです。
日本はまず確実に医療先進国です。
しかしどうもこの世界の先進国が流行すると大騒ぎになるので、予め予防接種を義務化している程重要視している予防接種を軽視し過ぎです。
確かに予防接種の効果は個人差があり、規定の接種回数で免疫抗体が形成されて一生抗体が持続する人、何回予防接種をしても抗体が形成されずと言う方、これはどんな予防接種にもあります。
無論その中間で成人前に抗体の値が低下してしまっている人もいます。
予防接種は予めいくつもの感染症のワクチンをミックスしてある「混合ワクチン」と一種類だけの「単価ワクチン」があります。
一般的にはなるべく混合ワクチンで接種した方が、医療費的、接種回数軽減が出来ますので、ミックスしても大丈夫な組み合わせは、予め合わせてあります。
今大流行が警戒されている「はしか」は「風疹」とミックスしているとMRワクチンと言います。
以前はMMRワクチンと言う更に「おたふく」を合わせたワクチンを日本でも使用していましたが、一時的にワクチン副反応が疑われた時があり、その名残で未だに本邦においては、MRワクチンがメインですが、海外や海外渡航クリニックでは、MMRワクチンがメインです。
ですが、予防接種は“別々のワクチンを離れた部位に同時接種”と言う事が可能(一部出来ないタイプのワクチンもあります)です。
同時接種は小児科学会でも推奨されてます。
勿論成人も同時接種は可能です。
主治医に同時接種を駄目と言われるケース以外はこの同時接種をうまく利用しましょう。
あと気になる事…。
それは予防接種効果の持続は個人差大ですから、成人したらもしくはその前後にワクチンの抗体の値を確認したり、もしくはもう一度接種してしまいましょう。